KDK 川北電気の古い4枚羽の扇風機です。
明治42年創業の川北電気企業社は、KDKブランドの扇風機を筆頭に日立製作所などと肩を並べた電機メーカーであり、また工事部門では水力発電所から電灯一灯に至るまで施工し、国内各地はもちろんアメリカ、中国、朝鮮半島などにも支店を持った、当時の日本の電気業界で有数の企業でした。
詳しい年代は不明ですが、パナソニックの歴史博物館を見ると、初期の1920年代から1940年代のものではないかと思われます。
歴史を感じさせる錆とずっしりとした重さ
。通電は確認済で風量も強く実用可能です。ただ首ふりは現在機能しませんが、メンテナンスすればすぐに直りそうです。
扇風機本体の裏に簡単な説明のような紙が貼ってあり、歴史を感じさせます。貴重な元箱付。箱自体は汚れていて敗れもありますが箱付で残っているものは少ないのではないでしょうか。
大きさ 高さ・・・約39㎝ 羽部径・・・約32cm になります。
時代の重みを感じるお品です。