ノリタケは明治期に「森村組」として設立され、ニューヨークの支店発の仕様に従って米国市場に向けてデザインされた数々の食器や美術品が太平洋を渡りました。
1904年に白色硬質磁器を製造する目的で現在のノリタケ・カンパニーの場所に「日本陶器合名会社」を設立、現在まで国内外の多くのファンに愛され続けています。

こちらのお品はデッドストック品か使用頻度の少ないものと思われ、ポット裏の高台に保管時の汚れがございますが、その他のコンディションはとても良好です。

RC Nittoroyalは1960年代に入って作られたシリーズのようです。
お客様用にとカップに金縁ラインを施された物が主流だったようで、こちらもトーンを抑えたスモーキーカラーの美しい薔薇がとても上品です。
柔らかな色合いと凛とした美しい薔薇にうっとりとしてしまいます。

サイズ：約10×15cmほどになります。